もう、だいじょうぶよ・・

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ハッピーちゃん・・
勇気をだして、よくここまで来てくれたわね。もう、だいじょうぶよ。
まずは、あたたかいミルクを飲んでね。


あたたかくて甘いミルクを口にした瞬間、涙があふれてきたハッピーでした。
「あたたかくて、おいしい~~」なんだかとってもほっとしたのでした。

さらに、ピース観音が用意してくれたピンクの衣は・・
ふかふかであたたくて、とてもいい香りがしました。

ピンクの衣に包まれたハッピーは、ひさしぶりにこころとからだの緊張がほぐれて・・
ゆっくり眠ることができました。

しばらくの間、ただただ静かに・・・・・
あふれる涙を押し殺しながら、こころとからだをやすませることができたハッピーでした。

たくさん泣きたかったでしょ・・
「ここでは、遠慮しないで、いっぱい・いっぱい泣いていいのよ」と言うやさしいピース観音の言葉になぜか素直になれないハッピーでした


それどころか・・

こころの奥に封じこめてきた・・
つらくて・悲しくて・さみしくて・痛かったこころ(感情)が、・・
今まで我慢させられた分、黙らさせられた分、悔しい思いをした分・・
ものすごい勢いであふれだし、爆発しました。

あばれたり、わめいたり、反抗したりして、今までどれほど、自分がつらかったを見せつけるかのように、『こんなにもつらかったんだよ、わかってよ!!』と怒りをあらわにして、ピース観音にぶちまけました。

ピース観音が、ありのままの自分を、自分のこころ(感情)のすべて受けとめてくれる人なのか、本当に信じることができる人なのか、ハッピーのトゲトゲのこころは、やさしいピース観音に甘えて、悪さをし続けました。

ピース観音は、そんなハッピーのこころ(感情)をよくわかっていたので、ただ、黙って、ハッピーのことを受けとめました。

ただ、よりそって・・
ただ、よりそって・・

ときには、こころの道しるべを、そおっと指し示しながら・・
ハッピーのこころのドアが開かれていくのを、ゆっくりだまって見守っていました。

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こんな事をくり返していたハッピーでしたが・・

怒りをさんざん吐き出した後、怒るだけでは、こころの奥に封じこめてきた・・
つらくて・悲しくて・さみしくて・痛かったこころ(感情)の重石(おもし)を取り除くことはできないことに気づくようになってきました。

そして、やっと、かたく鍵をかけていたこころのドアが少しずつ開きはじめ・・
今度は、おさえつけてきた涙がとめどなく流れ、つらかった過去の話をピース観音に聞いてもらいたいと思うようになりました。

ずっと我慢しておさえつけた涙は、氷のかたまりのようになっていましたが、ピース観音の温かいやさしさが、その氷を少しづつとかしていったのでした。


こうして、泣きながら・・

こころの奥に封じこめてきた・・
つらくて・悲しくて・さみしくて・痛かったこころ(感情)の重石(おもし)をひとつひとつ、ピース観音に手渡しすることができるようになってきたのでした。

ピース観音は、ただ、だまって、うなずきながら、その重石をひとつずつ、そおっと受け取り・・
その重石にハッピーの涙を落とすと、キラキラ光るシャボン玉に変えました。

シャボン玉を”ふ~っ”と吹き飛ばすと、小さな虹ができました。
ふたりは、その小さな虹をだまって、ながめました。

その虹は、ハッピーのこころをさらに明るく軽くしていき・・

こころのトゲを抜くことができました。

たくさん・たくさん・たくさん・たくさん、泣いたハッピーでした。
涙を流すたびに、ハッピーのこころは軽くなり、笑顔が輝くようになってきました。e0034540_6185389.png


そんなハッピーをピース観音は、そおっと・・
ぎゅぎゅっと抱きしめました。

すると、ハッピーのあたまの上には、小さなお花が咲きました。


このままの自分、ありのままのどんな姿の自分でも、ただ、受け入れ愛してくれたピース観音の愛によって、ハッピーは、『自分はここにいて生きていていい!!』 『自分はこのままでも愛される!!』ということを実感することができました。

こうして、生まれ変わることができたハッピーのハートは、美しく輝きだしました。

そして、そんなハッピーには、 『小さな夢』 が芽生えていました。












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by m-happa | 2015-05-29 06:24 | Comments(0)

『Natural & Simple・Easy・Relax !! 』にをモットーに毎日を自分らしく楽しく・美味しく・心豊かに暮らしています。           こころのままに 気分よくハッピーに・・☆


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